将来猫と暮らしてみたいと思っている方少なからずいると思います。
そんな夢を実現させるためにはまず猫のことを知って、どんな猫が自分に合っているかを考えてみましょう!
正直『猫と暮らす』と一言で言っても命を育てるのは容易ではないことを最初に覚えておいてください。
もくじ
- 猫と暮らせる人の条件
- 育てやすい猫の特徴
- おすすめの血統
- まとめ
猫と暮らせる人の条件
はっきり言って猫を育てようと思えば誰でも育てることはできます!
しかし、誰もが猫を幸せにできるわけではありません。
猫を幸せにできる最低条件を説明します
- 動物を飼える家、状況であること
- 経済的に余裕があること
- もし飼えなくなったときに誰が代わりに飼ってくれるか
- アレルギーの有無
- 最後まで育てる覚悟があること
- お世話する時間を作れること
- しつけをすること
この条件を理解し、実行できる方が育てる資格があります。
1.動物を飼える家、状況であること
動物禁止の住宅で育てているときにバレた場合、罰金の支払いや強制退去を勧告されることがあります。
保護猫カフェでもそのパターンで引き取りの依頼が来ることもあります。
2.経済的に余裕があること
猫を育てるときに必要とされるお金は年間でも最低13万円前後とされています。
- ごはん代:50,000円
- 日用品:12,000円
- 光熱費:15,000円
- 予防接種:40,000円
- 医療費:20,000円
- トリミング代:3,000円など
目安ですがこのくらいお金がかかってきます。
初めて迎える時にはケージやトイレなど様々な用品が必要になってきます。
3.もし飼えなくなったときに誰が代わりに飼ってくれるか
突然の引っ越しや病気や事故に合い育てることが出来なくなってしまうこともあります。
そんな時主さんの代わりに育ててくれる方が居ないと猫はどうなってしまいますか?
4.アレルギーの有無
一緒に暮らしていくにあたりアレルギーがあった場合、命に関わることもあります。
暮らし始める前に検査して調べましょう。
5.最後まで育てる覚悟があること
猫も生き物なので大きく育ち、歳をとっていきます。
その中で介護を必要とするときもあります。
もしかしたら病気になることだってあります。
家族として最後まで一緒に生きてください。
6.お世話する時間を作れること
猫は人と同じように
- ご飯を食べる
- トイレをする
- 寝る
- あそぶ
などをします。
仕事から疲れて帰ってきてちゃんとお世話ができますか?
7.しつけをすること
最低限しつけをしないと困るのは主さんです。
小さいうちからちゃんとしておくことでご近所トラブルなども起こらないので最初は大変ですが頑張りましょう。
これから大切な家族として迎えるのなら当然のことですよね。
次は本題に入るので最後までみてください。
育てやすい猫の特徴3選
おとなしい性格のメス猫
メス猫はオス猫と比べて成猫になっても小柄であったり、性格も大人しく、仕事で家にいない時間が長い主さんにはおすすめです。
お留守番をするにも部屋を荒らしたり、危険なことをすることも少ないので安心出来ます。
一方オス猫は好奇心旺盛で遊ぶことが大好きなので、お留守番を長時間させてしまうと部屋を荒らされたり、家具をボロボロにされてしまうこともあります。
※全てのメス猫、オス猫が当てはまるわけではありませんが参考までに
抜け毛が少ない短毛種
猫は換毛期になるとビックリするぐらい毛が抜けます。
長毛種だと特に目立ってしまいますが、毛が短い短毛種の猫だと比較的に気にならないのと、ブラッシングやお手入れなどがしやすいです。
自立心が高い成猫
小さい頃から育てたい方もいると思いますが、子猫は免疫力が弱く、風邪や病気にかかりやすいです。
しつけも0からだと時間もかかりますし、トイレの場所を覚えてもらうのも大変で付きっきりでお世話をする必要があります。
しかし、成猫ならしつけも楽ですし大人しい性格なのでちゃんとお留守番をして主さんを待つことが出来ます。
一人暮らしの方や初めてお世話する方におすすめです。
おすすめの血統
血統には様々な組み合わせがあり、それにより特徴、大きさ、性格など様々なところに影響されます。
日本の猫の約8割は雑種で血統書付きの猫はほとんどいません。
参考になるようにわかりやすく描種で説明させてもらいます。
マンチカン
足が短いのが特徴的なマンチカンですが、足が短いマンチカンは2割しかいません。
特徴
- 人になつっこくて甘えん坊
- 誰とでも仲良くなれる
- 高いとこに上らないので安心
ロシアンブルー
スラっとした体形が美しいのが特徴的です。
特徴
- 鳴き声が小さく静か
- 短毛種でお手入れがしやすい
- 穏やかな性格
スコティッシュフォールド
タレ耳がチャームポイントでかわいいですが、タレ耳になるのは3割しかいません。
特徴
かしこい
- 人懐っこくて忠実
- 短毛種でお手入れがしやすい
- 激しい動きをしない
まとめ
猫と暮らせる人の条件
- 動物を飼える家、状況であること
- 経済的に余裕があること
- もし飼えなくなったときに誰が代わりに飼ってくれるか
- アレルギーの有無
- 最後まで育てる覚悟があること
- お世話する時間を作れること
- しつけをすること
育てやすい猫の特徴
- おとなしい性格のメス猫
- 抜け毛が少ない短毛種
- 自立心が高い成猫
おすすめの血統
- マンチカン
- ロシアンブルー
- スコティッシュフォールド
今回はあくまでも血統で説明させていただきましたが、猫を譲渡してもらえるのはペットショップだけではありません。
保護猫カフェや動物愛護団体、保健所でも譲渡を行ってます。
団体によっては譲渡の際に条件がありますが、猫と暮らせる人の条件がすべてクリアしている方なら問題ありません。
ペットショップよりも保護施設のほうが初期費用が10万円単位で安く済むのでその分のお金で猫のためのグッズなどに投資して、猫の暮らしやすいお家づくりをしてください。
保護施設に関して気になった方は『(お住いの都道府県)○○県 保護猫』で検索してみてください。
もしかしたら意外と近くにあるかもしれないので、今度のお休みの日に行ってみてはいかがでしょうか?
コメントを残す